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提訴の経緯

統一教会関連団体と信者が計2200万円請

 2023年10月4日、統一教会信者の後藤徹氏と統一教会の関連団体・天宙平和連合(UPF)の日本支部UPF-Japanがそれぞれ、名誉毀損を理由として鈴木エイト氏を提訴しました。請求額は各1100万円、計2200万円です。

 以下、提訴に至るまでの経過です。

2023年7月30日

 東京都内で行われた統一教会の現役2世信者主催の解散命令等をテーマにしたシンポジウムの質疑応答で、壇上のパネリストから解散命令と関係がない「拉致監禁問題」について逆質問を受けた際に、鈴木エイト氏が「どうでもいい」と発言。

8月1日

 旧Twitterで鈴木エイト氏が教団について批判ツイート。


8月3日

 同ツイートに対し、統一教会信者の後藤徹氏がツイートの削除と謝罪文の掲載を求める抗議文を送付。鈴木エイト氏は「削除や謝罪する考えはございません」と回答。
 教団法務局長代理岡村信男氏から、安倍元首相への教団サイドからの金銭提供に関する鈴木エイト氏の高知県での講演内容やツイート内容に関し抗議文が出され、Twitterから削除することを要求する通知書が鈴木エイト氏へ届く。

 

8月上旬

 鈴木エイト氏が岡村法務局長に電話して詳細を確認。


10月4日

 統一教会信者で教団から業務委託を受けている任意団体の代表者・後藤徹氏が鈴木エイト氏を東京地裁へ提訴。2013年と15年の『やや日刊カルト新聞』の記事、2022年のテレビ番組での鈴木エイト氏の発言「外形的にはぼ引きこもり状態だったと思われる」や、2023年7月に教団2世団体が開いたシンポジウムでの鈴木エイト氏の発言及び8月1日の旧Twitterでの発信内容によって名誉を傷つけられたと主張。

 同日、UPF-Japanが鈴木エイトを東京地裁へ提訴。UPF-Japanは鈴木エイト氏が旧Twitterにおいて安倍晋三元首相側に高額の報酬が支払われたとの情報がある旨の発信をしたことについて名誉が毀損されたと主張。
 同日、東京地裁司法記者クラブで後藤徹氏と代理人弁護士2名が提訴会見を開き、被告である鈴木エイト氏が会見に参加し取材した。

​やや日刊カルト新聞:(動画あり)統一教会信者が鈴木エイト氏を提訴し会見 被告が記者席で取材

後藤徹氏会見 (2).JPG

鈴木エイト氏への提訴を報告する後藤徹氏(中央)の記者会見(2013年10月4日=東京・司法記者クラブ)

提訴会見での後藤徹氏(左)と、それを取材する鈴木エイト氏(右)

会見席のエイト氏.jpg

自身を訴えた原告・後藤徹氏の記者会見を記者席で取材する鈴木エイト氏(右)

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