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支える会について

名称:鈴木エイト氏を支える会
代表:藤倉善郎(ジャーナリスト)
メールアドレス:eight8aid@gmail.com

口座:三菱UFJ銀行 上石神井支店(支店コード335)
   普通口座:0260357
   名義:鈴木エイト氏を支える会

統一教会の信者・関連団体からの提訴

 2023年10月4日、統一教会信者・後藤徹氏と統一教会関連団体「天宙平和連合」日本支部(UPF-Japan)が名誉毀損を理由として鈴木エイト氏を提訴しました。請求額はそれぞれ1100万円、計2200万円です。当会は、この訴訟についてエイト氏を支援するために結成しました。

 後藤徹氏は、統一教会からの業務委託を受け、信者が反対派によって拉致監禁されていると主張する活動を行っている人物です。UPFは、2021年9月に安倍晋三元首相がビデオメッセージを送った団体です。

後藤徹氏会見 (2).JPG

鈴木エイト氏への提訴を報告する後藤徹氏(中央)の記者会見(2013年10月4日=東京・司法記者クラブ)

懸念される影響

 エイト氏は長年にわたり統一教会問題、とりわけ2013年以降は統一教会と政治家との関わりについて取材を積み重ねてきました。2022年7月の安倍晋三元首相殺害事件後、その実績が改めて注目されています。今回の信者と関連団体による訴訟は、統一教会への社会的な批判が高まる中でエイト氏による情報発信の萎縮を狙ったSLAPP訴訟とも言える側面が強く、その見せしめ効果によってエイト氏以外のジャーナリストやメディアの萎縮にもつながりかねないと、当会では懸念しています。

提訴会見での後藤徹氏(左)と、それを取材する鈴木エイト氏(右)

統一教会問題報道を守るために

 安倍氏殺害事件以降、長らく統一教会と政治家との関係に目を向けてこなかったメディアやジャーナリストたちが、その問題に目を向けてくれるようになりました。結果、各方面で極めて広範囲に詳細な取材活動が行われ、政治家への追及のみならず被害の救済や予防、解散命令請求等に関する社会的関心に応え、問題提起が行われるようになっています。
 こうした状況をリードしてきたエイト氏の活動を守り励ますことは、他の多くのメディアやジャーナリストたちの萎縮を防ぎ、よりいっそうの報道を後押しすることにつながります。ぜひ皆様のご支援をお願いいたします。

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2021年9月に天宙平和連合(UPF)イベントに安倍シン像元首相が送ったビデオメッセージ

(PeacelinkTVより)

代表挨拶

 支える会の代表に就任いたしました、ジャーナリストの藤倉善郎と申します。
 鈴木エイト氏とは、2009年に、ともにカルト問題専門ニュースサイト「やや日刊カルト新聞」を創刊し、現在も続けております。エイト氏の報道活動、特に統一教会と政治家の関わりについての報道は、日本ジャーナリスト会議(JCJ)の第66回JCJ大賞(2023)や第23回石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞を受賞するなど、各方面から高い評価を得ています。一方でエイト氏は、統一教会による正体隠し伝道の問題、今回の訴訟の原告である後藤氏が関わる「拉致監禁問題」関連の訴訟、それに関連する統一教会側のキャンペーンなど、統一教会の活動とその問題を幅広く取材してきました。

 こうした活動が、他のメディアやジャーナリストを刺激し、現在の報道状況を作り出しています。エイト氏の活動を守ることは、統一教会問題に関する日本の報道や言論全般を守ることにも繋がります。
 私自身、かつて幸福の科学学園から名誉毀損訴訟を起こされ、1億円を請求されたことがあります。お陰様で完全勝訴はしましたが、名誉毀損訴訟というものは、被告側も膨大な手間とお金がかかります。原告から指摘された報道や発言の正しさを被告側が証明する必要があるからです。それでいて、仮に勝訴したとしても、損害賠償を支払わなくてよくなるだけで、裁判にかかった費用は補償されません。そのため、相手を疲弊させることを目的として、勝てる見込みがない訴訟を起こすカルト団体やその関係者も珍しくないのが実情です。
 今回、エイト氏は初めて訴訟当事者となりました。統一教会の問題はまだ何一つ解決はしておらず、エイト氏の活動はこれから先も極めて重要になります。
萎縮することなく存分に取材や言論活動を行えるよう、また訴訟対応による疲弊を少しでも軽減できるよう、ぜひ皆様のご支援をいただきたく、お願い申し上げます。

藤倉善郎.jpg
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